柔道に例えて…プーチンが日本人に発したメッセージ - ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

２０１２年３月５日、ａｕのニュースサイト EZニュースフラッシュ増刊号 「朝刊ピックアップ」で記事 「柔道に例えて…プーチンが日本人に発したメッセージ」 を企画、取材、執筆しました。 キーワードは「北方領土」。 5日早朝の各紙Web版によると、4日に投票されたロシア大統領選でプーチン氏の当選が確実となり、すでにプーチン氏は勝利宣言をしたという。 そのプーチン氏は選挙の3日前、日本人に向けて重要なメッセージを発した。それは3日付の朝日新聞朝刊1、2面に詳しい。同紙によると、1日夜にモスクワ郊外の首相公邸で会見が開かれ、その席で、朝日新聞主筆の若宮啓文氏が、「まず、昨年の大震災の際にロシアから寄せられた温かい支援に感謝を申し上げる。だが首相は今週月曜日に発表した外交論文では、中国には何度も言及しているのに、日本には触れていない。日本のことを忘れてしまったのだろうか?」と質問した。 すると、プー

[kozokaeru]

“日本のことを忘れられるわけがない。人生を通じ、意識的に柔道に取り組んできた。私の家には嘉納治五郎の像があり、毎日見ている。あなたは礼儀正しく振る舞った。領土問題の質問から始めなかった。”