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正しく努力する方法
結果が出なかったとき、「努力しました」と報告を受けることがある。 結果が出るかどうかは時の運もある... 結果が出なかったとき、「努力しました」と報告を受けることがある。 結果が出るかどうかは時の運もあるので、「結果が出なかったから」といって必ずしもその人が努力を怠ったとは言えない。 また、新規事業の立ち上げなどはむしろ成功のほうがはるかに少ないので、「結果が伴わなかった」「失敗した」というだけのことで叱責したり、責任をとらせていたら人材はすぐにいなくなってしまう。 真に叱責すべきは「手を抜いた」「怠った」「考えなかった」などであることも多い。 したがって、「結果は伴わなかったが、努力はしていた」ことに対しては次のチャンスを与えるべきである。 塩野七生著「ローマ人の物語」において、古代ローマ軍は戦争において「敗軍の将」は敗北そのもので責任を取らされることは少なく、むしろ「名誉を汚した」「勇気を見せなかった」ということにより罰せられていたことが書かれている。 逆にローマに敗れた国々、たとえばカル
2015/08/18 リンク