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なぜ日本企業のIT化は全体最適へ進まないのか:私の取材ノート:オルタナティブ・ブログ
「IT投資を本気になってやっていく」 6月26日に行われたソニー首脳陣の記者会見で、中鉢良治社長がこう... 「IT投資を本気になってやっていく」 6月26日に行われたソニー首脳陣の記者会見で、中鉢良治社長がこう意思表明しました。なかでも緊急の課題として掲げたのは、ソフトウェア開発を支援する仕組みの構築。さらに、これまで部門や地域ごとにシステムがバラバラに動いていた「部分最適」の状態を、できるだけ早く「全体最適」の形に持っていけるよう注力すると強調しました。 中鉢社長のこの発言を聞いて、本日発売の『月刊アイティセレクト』8月号の編集長インタビューに登場いただいた木村裕之シマンテック社長が語っておられた言葉を思い出しました。 「日本企業のIT投資は、ともすれば場当たり的で、部門ごとに最適化してしまっているケースが少なくありません。経営環境が少し良くなってきた今こそ、全体最適に向けた戦略的投資を行うべきです」 ではなぜ、これまでIT投資が部分最適にとどまってしまい、全体最適へと進まなかったのでしょうか
2006/06/29 リンク