秦郁彦･西尾幹二「『田母神俊雄＝真贋論争』を決着する」評 続き | 筆不精者の雑彙

『諸君！』秦郁彦･西尾幹二「『田母神俊雄＝真贋論争』を決着する」の続きです。この度休刊が決まった文藝春秋のオピニオン誌『諸君！』の2009年4月号の、秦郁彦先生と西尾幹二氏の対談記事「重鎮・直接対決！ 捨て身の問題提起か、ただの目立ちたがりか 「田母神俊雄＝真贋論争」を決着する」について、本文を引用しつつ、西尾氏の歴史を見る方法（それは西尾氏にとどまらず、それなりの人数の人が同様に思っているようですが）の問題点を指摘するというものです。 前記事でかなりの量を引用をして、一つの記事の許容量に達しそうでしたので、記事を分割しました。で、本記事でも以下に比較的長めの引用を行い、しかる後に全体のまとめをしたいと思います。是非とも前記事から通してお読み下さい。 それでは、引用部分に入ります。これは前記事の最後の引用部分の続きです。以下の引用は少し長いですが、重要な箇所なので敢えて引用します。 前記事

[norton3rd]

西尾センセの怪気炎。こんな俺様定義の得手勝手な『歴史』が何処で通用するのか

[trafficker]

西尾「歴史については、「餅屋は餅屋」なんて世間ずれした台詞は通用しないんだ（笑）」本気で言ってんのか…?!

[annoncita]

本論と関係ないけど、アナール派の本が読みたくなったよう。古書店行きか…

[kurokuragawa]

「西尾先生やその取り巻きが、「山本七平は、コードネーム『イザヤ・ペンダスン』というフリーメーソンのスパイで、ユダヤ議定書の実現に暗躍していたのだ」などと言い出さないことを祈るのみ」本当に言いそうだ

[kgotolibrary]

これを見た限りでは、秦をニセ科学批判論者とすれば、西尾はニセ科学信者とニセ科学批判批判者の役割を兼ねているように見える。蔓延するニセ歴史学は構造がわかりやすいのかな

[kei999]

『諸君！』[秦郁彦･西尾幹二「『田母神俊夫＝真贋論争』を決着する」