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小説家としての「思春期」越えた過去最長の物語 森見登美彦さん「熱帯」|好書好日
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小説家としての「思春期」越えた過去最長の物語 森見登美彦さん「熱帯」|好書好日
その本は決して読み終えることができない――。奈良市在住の作家、森見登美彦さんの新刊「熱帯」(文芸春... その本は決して読み終えることができない――。奈良市在住の作家、森見登美彦さんの新刊「熱帯」(文芸春秋)は、謎に包まれた「幻の本」をめぐり、現実と幻想のあわいで大冒険を繰り広げる長編小説だ。執筆開始から8年をかけて完成させた物語は、読者を書物の迷宮へと誘う。 書くことに悩む奈良の小説家は、学生時代に京都の古書店で見つけた「謎の本」のことを思い出す。それは、佐山尚一(さやましょういち)という人物が書いた小説「熱帯」。半分ぐらいまで読んだ記憶はあるものの、ある朝、目が覚めると枕元から消えていた。そして、二度とは手に入らなかった。 どうやら他にも読んだことのある人はいるらしいが、誰も結末までは読めていない。物語は、限られた記憶を頼りに、この小説の秘密を解き明かそうとする「学団」のメンバーたちが主役となる。 「やっぱり小説家としては謎の本をめぐる話とか、作中作が出てくる小説はいっぺんやってみたいなと