本当に大切な人は誰なのか、考えるきっかけにしてほしい 少女時代のスヨンさん「デッドエンドの思い出」に主演｜好書好日

30歳を目前にして、とりとめのない日常を送っていた韓国人女性のユミ。仕事で名古屋にいる婚約者テギュからの連絡が途絶えがちになっていることが気になり会いに行くと、見知らぬ日本人女性が･･････。傷心のユミは行く当てもなく街をさまよい、やがてゲストハウスを兼ねたカフェ「エンドポイント」にたどり着く。そこはオーナーの「西山くん」をはじめ、個性的な人々が集う場所だった。 撮影が悩んでいた自分の逃げ場になってくれた ――映画「デッドエンドの思い出」は、傷ついた女性が見知らぬ土地、見知らぬ人たちに囲まれて次の一歩を踏み出す勇気を得るまでの、ゆったりとした時間の流れを描いた物語です。大きな事件などが起きないぶん、細かな感情の表現など演じるむずかしさはありましたか？ 私はすごく自然体な、日常的な演じ方を追求するタイプですので、そういった意味ではこの映画の色、淡々と進んでいく流れというのは、自分の演技に対