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『ビーイング・デジタル - ビットの時代 新装版』(ニコラス・ネグロポンテ)の感想(11レビュー) - ブクログ
1994年から98年にかけて、WIRED(日本語版)という雑誌があって、よく読んでました。 中でも、最終ペー... 1994年から98年にかけて、WIRED(日本語版)という雑誌があって、よく読んでました。 中でも、最終ページの方にあったニコラス・ネグロポンテ氏のコラムが面白くて凄くて、真っ先に開いていましたな。 小から大へ、卑近から最先端へ、日常から宇宙へ、その鮮やかな切り口と縦横無尽に駆け巡る議論、それでいてわかりやすい説得力ある論旨には、ほんと陶酔さえ感じたもんです。 本書は、そのコラムの前半18本分をまとめなおしたもののようで、インターネットの揺籃期のような時期(1995年)に書かれたわけです。「アトム(物理的な時代)からビット(デジタル情報の時代)へ」という基本モチーフのもと、日本のTV戦略(「画質をよくするためだけのハイビジョン」)を嗤ったり、著作権の暗い未来を予見したり、「本当のマルチメディアとは」を提起したり、さすがの切れ味でデジタルの未来を予言しています。 一方、「インターフェイス」と
2012/02/13 リンク