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『星を撒いた街』上林暁(夏葉社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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『星を撒いた街』上林暁(夏葉社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋書店で購入 「〈である〉と私小説」 私小説が話題になるとき、上林暁は必ずしも筆頭にあがる名... →紀伊國屋書店で購入 「〈である〉と私小説」 私小説が話題になるとき、上林暁は必ずしも筆頭にあがる名前ではないだろう。でも、4、5人のうちには入っているかもしれない。10人に枠を広げればまず当確。つまり、知ってはいても、意外に読む機会の少ない作家、ちょっとグレーゾーンの作家なのである。 その上林暁が、ある時期、やけに目についた。某大型啓文堂書店のわりと目立つ平棚に置いてあって、何週間たっても、しつこく居る。まわりをタレント本やらハウツーものやらに囲まれ完全に孤立しているのだが、場違いにレトロな装丁がじわっと目を引く。タイトルの「傑作小説集」という古めかしい言葉にも、何となく哀愁。妙な気配を発しているのである。 それでいざ頁を繰ってみると、ほらね、というか、距離感が妙なのだ。思わずたじろいでしまう。冒頭の作品「花の精」は、植木屋が自宅の庭の月見草をグリグリとねじ切る場面からはじまるのだが、そ