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『日米衝突の根源』渡辺惣樹(草思社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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『日米衝突の根源』渡辺惣樹(草思社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋書店で購入 二年前にもこのブログで同じ著者による『日本開国』を紹介したが、その後も継続し... →紀伊國屋書店で購入 二年前にもこのブログで同じ著者による『日本開国』を紹介したが、その後も継続して行われた地道なリサーチの成果がふんだんに盛り込まれた力作が上梓された。本書には1858年から1908年に至る時代──日本における明治時代──のアメリカ国内の発展と日米関係の推移が克明に語られている。多くの資料から得た情報を適切な順序で著述していくことによって、読者はあたかも歴史小説を読んでいるかのような気持ちにさせられる。全体の流れを自然に俯瞰できる点は、前著に比較して格段の利点と言えよう。 ヨーロッパからアメリカ大陸に渡ってきた白人にとって国家の起点は東海岸だが、その後カリフォルニアで金鉱が見つかったことなどにも影響されて西海岸への興味が格段に高まった。それは大陸横断鉄道の実現にもつながり、海を越え、遠くアジアへ至るルートが積極的に開発されていったのだ。これは貿易のみならず軍事にとっても大