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『変身物語』上下 オウィディウス (岩波文庫) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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『変身物語』上下 オウィディウス (岩波文庫) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→上巻を購入 →下巻を購入 オウィディウス中期の代表作であり、ヨーロッパ文学の古典中の古典として著名... →上巻を購入 →下巻を購入 オウィディウス中期の代表作であり、ヨーロッパ文学の古典中の古典として著名な作品である。ヨーロッパ人がイメージするギリシア・ローマ神話は本書であって、まかりまちがってもアポロドーロスではない。西洋古典絵画はほとんどが本作にもとづいていて、美術史を学ぶ上でも必読書とされている。 15巻1万2000行の叙事詩形式の雄編で、『アエネイアス』の向こうを張って書かれたといわれているが、一貫したストーリーはなくギリシア・ローマ神話のさまざまなエピソードに託して恋愛や家族愛、情欲、嫉妬を描いている。 一貫したストーリーはないが、テーマは一貫している。「変身」である。オウィディウスは神のわがままや気まぐれによって、あるいはみずからの意志で他の生物に変身するさまを最近のSFX映画のようにありありと描いてみせる。 どれもみごとな描写ばかりだが、ここではパエトンの姉妹が彼の死を傷むあま