エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
『汽車旅放浪記』関川夏央(新潮社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『汽車旅放浪記』関川夏央(新潮社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋書店で購入 「尾燈好きの少年」 昨年10月にさいたま市にオープンした鉄道博物館。連日、たいへ... →紀伊國屋書店で購入 「尾燈好きの少年」 昨年10月にさいたま市にオープンした鉄道博物館。連日、たいへんな賑わいだという。鉄道オタクがそれだけたくさんいるということだろう。 鉄道の世界は奧が深い。全国各地の鉄道を乗り回るだけが鉄道オタクではない。時刻表を熟読する人、記念切符や標識を集める人などなどいろいろだ。鉄道オタクではない人間にとっては、列車に乗ったら風景を見るぐらいしかやることがないと思うが、鉄道オタクにとってはそうではない。上りの列車に乗ったとしよう。すると、ふだん時刻表を熟読している鉄道オタクなら、あと何分何秒後ぐらいにどこそこ行きの下りの列車とすれ違うはずだと外に注意を向けているのだ。凡人には理解しえないようなスリリングな時間が彼らのなかでは過ぎている。 この本は、子ども時代から鉄道が好きだったという関川夏央の鉄道エッセイである。関川が心ひかれる対象は、「トンネルの前方の眺め、