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安倍晋三論【後編】「ふわっとした民意」をつかむ“感動政治”|プチ鹿島|文藝春秋digital
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安倍晋三論【後編】「ふわっとした民意」をつかむ“感動政治”|プチ鹿島|文藝春秋digital
7年8カ月超という憲政史上最長の在任期間を終えた安倍晋三前首相。「桜を見る会」前夜祭を巡る問題で、... 7年8カ月超という憲政史上最長の在任期間を終えた安倍晋三前首相。「桜を見る会」前夜祭を巡る問題で、東京地検特捜部は安倍氏の公設第1秘書を政治資金規正法違反の罪で略式起訴した。一方、安倍氏本人は不起訴処分となった。12月24日に急遽開いた記者会見では、事実と異なる過去の国会答弁を謝罪しつつ、自身の関与は繰り返し否定。25日には衆参両院の議院運営委員会に出席し、国会答弁を訂正のうえ陳謝した。まだまだ過去の人にはなりえない「安倍晋三」という政治家について、時事芸人のプチ鹿島さんがあらためて考察する。(前編から続く) ◆ ◆ ◆ 安倍晋三の政治を「感動政治」と定義することはできないだろうか。 ここでいう感動とは感激の政治利用もあるが、人々の感情を動かすという意味もある。権力を持つ人や政治家が人々の感情を動かして自分の得にする手法に注目したいのだ。なかでもSNSは有効な道具だ。 再登板は難しいという