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M-1は“ボケの時代”に突入した? 松本人志の審査基準に見る「錦鯉優勝」の決定的理由《オズワルド、ハライチも…》 | 文春オンライン
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M-1は“ボケの時代”に突入した? 松本人志の審査基準に見る「錦鯉優勝」の決定的理由《オズワルド、ハライチも…》 | 文春オンライン
漫才とは、ボケとツッコミの組み合わせで笑いを生む話芸である。だが、ボケとツッコミとひとくちに言っ... 漫才とは、ボケとツッコミの組み合わせで笑いを生む話芸である。だが、ボケとツッコミとひとくちに言っても、そこには無限に近いほどのバリエーションがある。 近年の若手漫才シーンでは、どちらかと言うとボケよりもツッコミの存在感が強い漫才の方が主流だった。2019年の『M-1グランプリ』で優勝したミルクボーイの漫才でも、ツッコミの内海崇がどんどん話を広げていくところが軸になっていた。同じ年に決勝に進んだぺこぱの漫才も、ツッコミの松陰寺太勇がボケを否定せずに受け入れるスタイルが革新的で話題になった。 2018年の『M-1』で優勝した霜降り明星の漫才でも、せいやのボケに対して、粗品が説明を兼ねた鋭いツッコミをいれて笑いを起こしていた。