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「多文化主義とは何か」アンドレア・センプリーニ著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
フランスの社会学者によるアメリカの多文化主義の歴史と議論の全体像を描いた一冊。 近代以降の多文化主... フランスの社会学者によるアメリカの多文化主義の歴史と議論の全体像を描いた一冊。 近代以降の多文化主義が生み出されるまでの大きな歴史の流れについては、同書の翻訳者でもある三浦信孝氏の解説に過不足なくまとめられているので、少し長いが引用する。 『近代は個人を封建的な身分や共同体の絆から解き放ち、自由で自立的な市民を創造する一方、宗教的権威と結びついた王権を倒し、非宗教的で中立な政治空間として公共性を確立する一大プロジェクトだった。「市民」とは民族や宗教の属性をはぎとられた抽象的な政治単位であり、具体的な差異を捨象した平等なモナドとしてネーションを形成し、その均質性を保証する。しかし、法の前に平等な市民からなるはずの国民国家は、現実には人種、階級、性、宗教、言語などの違いによる差別を構造として含まざるを得なかった。普遍的な人権概念によって、そうした差別を克服していくことが、まさに近代性の課題だっ
2014/12/02 リンク