片倉小十郎と直江兼続はどちらが優秀な人物だと思いますか？ - 二人とも豊臣秀吉から大名取立ての打診があったのに、主君への忠義を理由... - Yahoo!知恵袋

なかなか渋い質問ですね。 私は直江兼続だと思います。確かにお家の最終的な石高は伊達家の方が上ですし，家格も上杉は関ヶ原以来落ちてしまいましたから，片倉＞直江となりそうな気もします。 ただ私は主君の能力の違いをあえて訴えたい。片倉小十郎は，非常に優秀な主君伊達政宗に仕えていました。恐らく伊達家の繁栄は，この２人の傑出した人物の合作であったと考えます。加えて名門伊達家には，古くから使える優秀な家臣も多数いました。 これに対して直江兼続の主君，上杉景勝は残念ながらそれほどの英傑ではありません（もちろん凡将ではありませんが）。景勝になってからの上杉家では，兼続が事実上の最高権力者として政の大部分を担っていたと言われています。それにもう一人の執政担当者として起用されていた狩野秀治は，病気のために早世したため，完全に１人で政を担うことになってしまいました。加えて上杉家では，謙信の跡目争いの内戦で優秀な