濡れひじた - の「ひじた」の原形は何でしょうか - Yahoo!知恵袋

古語、｢ひつ/ひづ(漬つ)｣です。 元来、｢ひつ/ひづ｣＝｢濡れる｣ですから、｢濡れひじ(ぢ)た｣は意味を重ねて強調してるものと思います。 《用例》古今集より つれづれの ながめにまさる 涙川 袖のみぬれて あふよしもなし (つれづれの長雨で増水するように、私の涙川も水を増し、袖が濡れるばかりであなたに会うことはできないのですね…) 浅みこそ 袖はひつらめ 涙河 身さへながると きかばたのまん (あなたの涙河は水が浅いので袖しか濡れないのでしょう。体ごと流されると言われるならば、その言葉を頼りにも致しますが…)