イギリス経験論と大陸合理論、この２つを合わせたカントの観念論が理解しにくくなかなかイメージがつかめません… - 『理性という認識上の主観が... - Yahoo!知恵袋

＞カントまでは「まず物がそこにあり、それをそのままの姿で認識する」というのが主流でした。一方、合理主義は「知識とは人間が生まれながらに持っているものである。」という考えです。 違います。経験論は全ての知識は感覚から構成されると考えますが、実在論を取ることも観念論を取ることもできます。バークレーなどは知覚の前に物の存在を認めない観念論者です。また、二つ目の文に関しては、それは概念の生得的知識のことですが、経験的知識の場合は、概念に対象を包摂するという作業が含まれます。内観的知識なども生まれながらに持つわけではなくそのつど持つわけです。 ＞カントは「赤くて丸いものがリンゴだと学ぶ?それともそれをもともと知ってる?いやいや、まずどうやったらそのリンゴが本当に赤だってわかるのさ?」って思ったわけです 色概念が二次性質であるという発想はロックが有名ですが、既にガリレオに先取りされています。 ＞さて犬