【福島県南相馬市・現地レポート】原発事故で地元商工業も崩壊の危機に被災地を追い詰める政府の曖昧な対応

1986年通商産業省（現経済産業省）入省。1992年コロンビア大学ビジネススクールでＭＢＡを取得後、通産省に復職。内閣官房ＩＴ担当室などを経て竹中平蔵大臣の秘書官に就任。不良債権処理、郵政民営化、通信・放送改革など構造改革の立案・実行に関わる。2004年から慶応大学助教授を兼任。2006年、経産省退職。2007年から現職。現在はエイベックス・マーケティング株式会社取締役、エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社顧問も務める。 岸博幸のクリエイティブ国富論 メディアや文化などソフトパワーを総称する「クリエイティブ産業」なる新概念が注目を集めている。その正しい捉え方と実践法を経済政策の論客が説く。 バックナンバー一覧 今週、福島県の南相馬市に行ってきました。そこで目の当たりにした惨状は思っていた以上に深刻でしたので、今週は南相馬市が直面している問題について説明したいと思います。 三重苦

[asanomi7]

藤倉ゴムの「小高工場は、ゴルフ用シャフトなどの新たな製造拠点として、他地域の工場を集約して昨年12月に完成し、操業を開始したばかり」だが、20キロ圏内にあるためにいつ操業を再開できるかわからない。

[SasakiTakahiro]

原発事故がここまで長引いている主因は、東電や政府の対応が後手後手になっているから。原発事故は今や人災だ。