楽天8年ぶり最終赤字、「送料無料化」強行で業績は浮上するのか【決算報20新春】

ダイヤモンド 決算報 「ダイヤモンド 決算報」では、企業の決算情報を四半期ごとにお伝えしていきます。3月期決算の企業であれば、通期決算は4月中旬から5月中旬、第1四半期は8月、第2四半期は11月、第3四半期は2月をめどに、最新決算を基にした分析や業績予測などをいち早くお伝えします。 バックナンバー一覧 2019年12月期の決算で8年ぶりの最終赤字に転落した楽天。楽天市場の送料無料化問題を巡り、公正取引委員会から立ち入り検査を受けるなど逆風が吹く中で、予定通り3月18日から始める方針を崩さない。背景には、本業の国内EC事業の利益が減少していることもありそうだ。（ダイヤモンド編集部 大矢博之） 「送料無料化」を「送料込み」に表現変更 3月18日開始の方針は変更せず 反省はするが、方針は変えない――。インターネット通販サイト「楽天市場」の送料無料化問題で袋だたきに遭っている楽天の三木谷浩史会長兼

[fukuroiri]

「送料無料化」と表示したいがために、出店者に無理を要求したことが根本原因。呼び方を変更するのは当然として、価格表示方法に厳格なルールを決めると同時に、検索・表示の機能を改善していただきたい。