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第10回 『ハリー・ポッター』の呪文 | 談話研究室にようこそ(山口 治彦) | 三省堂 ことばのコラム
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第10回 『ハリー・ポッター』の呪文 | 談話研究室にようこそ(山口 治彦) | 三省堂 ことばのコラム
『ハリー・ポッターと賢者の石』ではじまるJ. K. ローリングの7作のシリーズは,言わずと知れた魔法使い... 『ハリー・ポッターと賢者の石』ではじまるJ. K. ローリングの7作のシリーズは,言わずと知れた魔法使いの少年,ハリー・ポッターを主人公とするファンタジー小説です。この『ハリー・ポッター』シリーズでは,設定上,作品のそこここに魔法の呪文が出てきます。 そこで,問題です。 (問題その1)あなたが作者なら,呪文をどのようなものにしますか? 第8回と9回では,呪文にはふたつのパタンがあることを見ました。真正型と普及型です。真正型呪文は,たいてい聞き手には理解できない難解なものです。「オン・アボキャ・ベイロシャノウ」ではじまる光明真言がその代表例でした。他方,普及型呪文は,[呪術的前付け+効能説明]のかたちをとり,呪文ではありながらも何の呪文か分かるようになっています。たとえば,「テクマクマヤコン,テクマクマヤコン,沢穂希選手になーれ」がその例です。 子供向けのアニメなどでは,この普及型呪文が幅を