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第248回 「琉球」の文字 | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム
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第248回 「琉球」の文字 | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム
沖縄では、土産物店の中に、「魔除け獅子(シーサー)」と書かれたものがあった。このルビは地域音だ。... 沖縄では、土産物店の中に、「魔除け獅子(シーサー)」と書かれたものがあった。このルビは地域音だ。シーサーと獅子とは別の語と認識している人もいた。国際通りでは「波布蛇箱 HabuBox」という店があった。ハブには「飯匙(イ+青)」という表記もあり、台湾語からとされることもある。 この地では、当たり前のことだが「琉球」の2字をあちらこちらで目にする。また、「本格琉装」ともあり、1字に略すことができるようになっている。「琉球」は、中国でかつて台湾などを含めた称であり、「流求」などとも書かれていた。何らかの語に漢字を当て、後に玉偏で飾ったものだろう。「琉」は子の名に用いたいとしてこの地から強く要望され、裁判を経て人名用漢字に入ったものだ。今では、本土でも万葉仮名風ながらも人気を博しており、男子の新生児の命名使用漢字ベスト20に食い込んでいるようだ。 沖縄に来ることを「来沖(おき・チュウ)」と言うこ