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“自称”専門家の見分け方 「わかる」のが専門家ではなく、むしろ「わからない」のが専門家 <内田樹×岩田健太郎> | AERA dot. (アエラドット)
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内田樹さん(左)と岩田健太郎さん(c)水野真澄 専門家と非専門家の違いとは何なのか? 最新共著作『... 内田樹さん(左)と岩田健太郎さん(c)水野真澄 専門家と非専門家の違いとは何なのか? 最新共著作『リスクを生きる』(朝日新書)で哲学者・内田樹さんと医師・岩田健太郎さんは「専門領域のフレームが見えている人」がプロフェッショナルだと説く。リスク社会を生き抜くためには「自分は何を知らないのか」を知るべきだという2人の対談の一部を本書から抜粋してご紹介する。 * * * ■専門家と非専門家の違いとは 内田:感染症の専門家としての岩田先生のスタンスはよく理解できます。一方で僕は「素人の立場」です。素人だからこそ言えることってあると思うんです。専門家は責任があるから言い切れないけれども、素人は「僕は素人です。だから僕の話は真実含有率が低いです」とお断りをしておけば、割と好きなことが言える。それが素人の特権だと思うんです。信頼性はないにしても、そういう発言が「そういう見方もあるのか」という気づきを