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「ルンバ対中国製」の構図で競争が進むお掃除ロボ
中国Xiaomi系のロボット関連機器を手掛けるRoborockの多機能お掃除ロボットが2020年末に発売された。日... 中国Xiaomi系のロボット関連機器を手掛けるRoborockの多機能お掃除ロボットが2020年末に発売された。日本では大型家電量販店の独占販売となっており、ネット広告やTV-CMなどでも見かけることがあるほどにイチオシ製品として扱われている。現在多くのお掃除ロボットが出回っているが、“米iRobotの「ルンバ」 vs 中国製品”という対立構図になっている。日本メーカー、韓国メーカーなどもお掃除ロボットを手掛けているが、対立軸にはなっていない。 図1は、Roborockが現在販売する最上位機種「S6 MaxV」の梱包箱の外観および本体の外観である。図1以外に充電用のホームステーションなどが梱包されている。 本体は円筒形の通常のお掃除ロボットの形状で、コーナーブラシ、前面にはデュアルカメラ、本体トップにはレーザースキャナーが備わっている。充電時にはデュアルカメラが正面に向くようにステーション