エントリーの編集
![loading...](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/common/loading@2x.gif)
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
あまりにも強力な物語の祝福 - 宮城谷昌光『太公望』 - 魔王14歳の幸福な電波
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
![アプリのスクリーンショット](https://b.st-hatena.com/bdefb8944296a0957e54cebcfefc25c4dcff9f5f/images/v4/public/entry/app-screenshot.png)
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
あまりにも強力な物語の祝福 - 宮城谷昌光『太公望』 - 魔王14歳の幸福な電波
初の宮城谷昌光さん。中国の仙道大戦的な伝説的小説『封神演義』の時代を、史実に軸足を据えて書いた作... 初の宮城谷昌光さん。中国の仙道大戦的な伝説的小説『封神演義』の時代を、史実に軸足を据えて書いた作品です。『封神演義』はキャラクター含め大部分が後世の創作だったので、歴史ものとして書かれた商周革命はだいぶ印象が異なりますね。とはいえ、藤崎竜さんの漫画版『封神演義』の源流*1のひとつということで、いつか読んでみたかったご本です。 やー、ここまで「物語」の強いお話はひさしぶりに読みました。まあ恣意的で強引な「物語」なんて探せばいくらでもあるんですが、本作の場合、そんな強力な「物語」を歪みも嫌みもなくごく自然に書いているところが凄いのです。 本作は、主人公である太公望をどこまでも中心に据えた物語です。商王に一族を滅ぼされた若き太公望が諸国を遍歴しながら成長し、大成して商を討つ、というストーリーラインを、最後まで一歩もはみ出しません。太公望は物語に選ばれた存在であり、逆境も幸運も、作中で紡がれる出来