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早春とフィルム写真 - analogue life
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早春とフィルム写真 - analogue life
カラーネガフィルムとはなんとも不思議なメディアで、その季節の陽光だとか湿度が写真に乗ってくるよう... カラーネガフィルムとはなんとも不思議なメディアで、その季節の陽光だとか湿度が写真に乗ってくるような気がする。 冬の写真は暗くかさついているし春の写真は霞がかって見える。夏の写真は湿度100%に近い空間を貫いてくる強い太陽光がフィルムの乳剤面に記録されているように見えるのだ。 確たる証拠があるわけじゃない個人の感想に「証拠はあるのか!」と食ってかかられても困るので「気がする」って表現にしているけれど、僕個人はフィルム写真は季節の光のかたちだとか湿度を捉えていると確信している。多分このブログを読んでくれているフィルム勢の方もそう感じているに違いない。 フィルムで撮ると湿度たっぷりの東南アジアで撮った写真と乾燥した欧州の冬で撮った写真ではまったく雰囲気が違うし、メディアや大資本が礼賛するご都合主義の偽物の多様性ではない本当の意味の多様性がフィルム写真にはある。 せっかくなので今年の早春の写真をい