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【書籍】李衣雲『台湾における「日本」イメージの変化、1945-2003──「哈日現象」の展開について』 : ふぉるもさん・ぷろむなあど
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【書籍】李衣雲『台湾における「日本」イメージの変化、1945-2003──「哈日現象」の展開について』 : ふぉるもさん・ぷろむなあど
「哈日族」という言葉が人口に膾炙するようになってすでに久しい。「哈日族」とはつまり、台湾における... 「哈日族」という言葉が人口に膾炙するようになってすでに久しい。「哈日族」とはつまり、台湾における「日本大好きっ子」を指す。哈日杏子『早安!日本』(1996年)が注目され、それをきっかけとして1990年代後半に巻き起こった日本ブームは「哈日現象」と呼ばれる。 戦後台湾では、国民党政権の脱日本化政策、検閲制度(日本文化への忌避だけでなく、日本語書籍を通した共産主義思想の流入も警戒していた)、さらに1972年の台日断交などのため日本文化の流入が制限されていたが、1993年11月の解禁に至ってようやく公然と語られるようになった。そうした中で巻き起こった「哈日現象」はあたかも1990年代後半になって突発的に現れたようにも見えるが、本書は1945年以降の歴史的背景から分析を加えている。 国民党政権は自らの政治的正統性を台湾社会に浸透させるため、中華文化の宣揚と脱日本化政策を推進したが、他方で、台湾人に