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井上円了の見た明治日本 ―川のない島、伊豆大島― - 書痴の廻廊
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井上円了の見た明治日本 ―川のない島、伊豆大島― - 書痴の廻廊
明治四十四年発行、『日本周遊奇談』を読んでいる。 「妖怪博士」、井上円了の著した本だ。 東洋大学の... 明治四十四年発行、『日本周遊奇談』を読んでいる。 「妖怪博士」、井上円了の著した本だ。 東洋大学の前身に当たる「哲学館」を創設した男でもある。 本書は円了の口述を人をして筆記させたものだけあって、非常に平易で読みやすい。 現代文を読み進めるのとほとんど変わらぬ感覚で、ページを捲ることが出来るだろう。 さて、そんな『日本周遊奇談』の緒言に於いて、円了は斯くの如く述べている。 今後教育の普及と交通の開達とにより、全国の言語風俗習慣等の一定すべきは自然の勢なれば、此の如き笑話が五十年乃至百年後には或は世の考古の参照に資することなしとも計り難しとは余の空想する所なり、又演説講和に興味を添ふる一談柄となることなしといふべからず そのような目論見と共に、円了は本書を世に送り出した。 明治二十三年から四十四年にかけて、のべ二十年三ヶ月に亘り日本全国を遊歴し、見聞した名所史跡風物習慣諸々の記憶を濃縮して詰