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介護を口実に、父の愛人が実家に入り込んだ。病身の母は何も知らず…|読者体験手記|婦人公論.jp
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介護を口実に、父の愛人が実家に入り込んだ。病身の母は何も知らず…|読者体験手記|婦人公論.jp
親の死をきっかけに始まる、実家の片づけ。その途中で、嬉しくないモノを見つけてしまった人がいるよう... 親の死をきっかけに始まる、実家の片づけ。その途中で、嬉しくないモノを見つけてしまった人がいるようです──矢島宏子さん(仮名)は父の秘密を知ってしまいました。(「読者体験手記」より) 知りたくなかった、父の隠れた嗜癖 4年前に、母と父が相次いで他界した。実家は長姉の子ども(甥)が相続したが、まだ高校生なので住むのは当分先のこと。「とりあえず、片づけだけはしておいたほうがいいよね」と三姉妹で話し合い、実家の近くに住む私が一手に引き受けることになった。業者に頼むと50万円もかかるというし、もともと片づけは好きなので、苦ではない。 大学生の娘と一緒に実家へ行き、まずはタンスから手をつけることにした。母はすい臓がんの闘病で入退院を繰り返していたため衣類は最小限まで整理されており、とくに苦労しなかった。ほかには着物、アクセサリーやブランドもののバッグが数点出てきたが、いずれもリサイクルショップに持ち込