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『虎に翼』が描く「悪意なき加害」が浮き彫りにする、日本社会の「悪気はないんだから」の功罪(田幸 和歌子)
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『虎に翼』が描く「悪意なき加害」が浮き彫りにする、日本社会の「悪気はないんだから」の功罪(田幸 和歌子)
美佐江という、もう一つの「悪意なき加害」 さらに「悪意なき加害」の文脈でクローズアップされるのは、... 美佐江という、もう一つの「悪意なき加害」 さらに「悪意なき加害」の文脈でクローズアップされるのは、美佐江(片岡凛)だ。続発する事件に関与していた若者たちは、一様に赤い腕飾りをしていた。その赤い腕飾りは、寅子が美佐江から「私の特別な人」にと、渡されたものと同じものだった。 美佐江は女子高生が男たちに売春を持ち掛け、金を盗む事件への関与が疑われて補導される。寅子は美佐江に「あなたがこんなことをする理由は?」と尋ねると、美佐江は自分が恵まれていると自覚していると告げ、なぜ悪い人からモノを盗んではいけないのか、なぜ自分の身体を好きに使ってはいけないのか、なぜ人を殺してはいけないのかわからないと言う。 当初、寅子は事件に関与する非行少年少女が裕福な家庭の優等生たちであることに戸惑いを見せていた。悪事の背景には、戦争孤児のリーダーでスリを首謀していた道男(和田庵)のように貧困などやむを得ない事情があっ