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ブロックチェーンはジャーナリズムの「救世主」になれるか(奥村 信幸) | 現代ビジネス | 講談社(5/5)
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ブロックチェーンはジャーナリズムの「救世主」になれるか(奥村 信幸) | 現代ビジネス | 講談社(5/5)
日本も無視できない CIVIL憲章はまだ草案段階で、まだ改良の議論が行われている最中だ。特定の企業がト... 日本も無視できない CIVIL憲章はまだ草案段階で、まだ改良の議論が行われている最中だ。特定の企業がトークンを大量購入して影響力を行使するといった事態は回避される仕組みだが、CIVILが期待するようなジャーナリズム倫理を尊重するメディアだけでなく、実質はヘイトスピーチに近い言説をまき散らす悪意あるメディアが参入しようとした場合、いかに迅速にコミュニティを守るかというCIVIL憲章に基づいた手続きと、表現の自由を守るという憲法上の大原則が矛盾なく実行できるのかなど、不透明な部分もまだ多い。CIVILの運営資金が底をつかないか、という心配もある。 しかし、有料購読や広告といった伝統的な収益モデルが行き詰まる中、ニュースビジネスの「生態系」そのものを新しく作るという試みがうまく機能するかは注目だ。CVLトークンの予約は9月18日にすでに始まっている。 CIVILはスペイン語圏のメディアをこの枠組