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NHK『だから私は推しました』が描く「地下アイドルのリアル」(碓井 広義) @gendai_biz
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NHK『だから私は推しました』が描く「地下アイドルのリアル」(碓井 広義) @gendai_biz
よるドラ『だから私は推しました』(NHK、全8話)が最終章に突入した。地下アイドルと、それを応援する... よるドラ『だから私は推しました』(NHK、全8話)が最終章に突入した。地下アイドルと、それを応援するアラサー女子の物語だが、当初の予想をいい意味で裏切る展開に目が離せない。 そもそも、「アイドル」を描くドラマ自体がそう多くはない。ましてや、“お堅い”はずのNHKが扱うテーマとしては異色だと思う人も少なくないだろう。 NHKとアイドルドラマの関係を考える時、忘れてはならない作品がある。それが『あまちゃん』だ。 アイドル物語としての名作『あまちゃん』 歴代のNHK朝ドラには、いくつかの共通点がある。まず、主人公が女性であることだ。いわゆる「一代記」の形をとったものが多い。作品によっては、その生涯を年齢の異なる複数の女優がリレー形式で演じることもある。 次に、多くの朝ドラが、女性の自立を描く「職業ドラマ」という側面をもっている。全体的には、生真面目なヒロインの「成長物語」という内容が一般的だ。