人気絶頂でステージを降りた、伝説のアイドル『キャンディーズ』解散コンサートの舞台裏（週刊現代） @gendai_biz

日本歌謡史の中で永遠に語り継がれる日。 人気絶頂の中「普通の女の子に戻りたい」と宣言し、キャンディーズは解散コンサートのステージに立った。前編記事『『キャンディーズ』はこうして伝説になった…解散コンサート「ファイナルカーニバル」の衝撃』に引き続き、キャンディーズ「ラストカーニバル」のその舞台裏に迫る。 イントロで鳥肌が立った 鈴木： 最初のオリジナル曲『恋のあやつり人形』が歌われたのが開幕から約1時間後。そして『ハート泥棒』の後、ようやく最初のMCが入りました。 「伊藤蘭、ランと呼んでください！」といういつもの自己紹介に「ランちゃーん」というコールが応じます。それまでじっと聞き入っていただけに、一気にファンの声援にも熱が入ります。 佐野： あの日の歌はどれも最高だけど、『ハートのエースが出てこない』『その気にさせないで』『危い土曜日』のメドレーのグルーブ感は圧巻でした。特に『その気に〜』の