楽園はこちら側

「海外事情」に寄稿した文章です。許可を得てこちらに転載します（初稿）。書いたのは昨年１２月なのでデータはやや古くなりましたが、「総括」なので、内容は特に問題ないと思います。御覧ください。 緒言 日本の新型コロナ対策を「総括」、すなわち総合的なパースペクティブからまとめようとしたものが過去に２つ存在する。一つは、書籍になった「新型コロナ対応/民間臨時調査会 調査・検証報告書」[1]であり、もう一つは、政府が招聘した新型コロナウイルス感染対応に関する有識者会議が出した「新型コロナウイルス感染症へのこれまでの取組を踏まえた次の感染症危機に向けた中長期的な課題について」[2]である。 しかし、前者はどちらかというと「証言集」に近く、やや厳しい言い方をすれば、「個人の感想」集であり、属人的なものだった。データ解析、ファクトの解析には乏しかった。後者については政府に依頼されて役人が突貫工事でまとめたも

[navix]

「重症感染症を治療しても、数ヶ月ICUで「ひっぱる」ことがある。（略）余命は伸ばせたかもしれないが、こういうのを「勝った」と考えるべきではないと」

[hisawooo]

日医の先生の良いスライドだったんだけど悪性黒色腫の抗がん剤のやつはちょっと筋悪だなーって思った（統計学的にじゃなくて臨床的に。字数足らんhttp://www.slideshare.net/nkatsuma/ss-41242875

[paravola]

「売り言葉に買い言葉」

[cometlog]

“しかし、それは余命をある程度ひっぱるだけの、そういう「効く」だ。”

[taro-r]

で，誰が抗がん剤が効くって言ってるんだろう?

[ublftbo]

“RCTの統計的有意差でもって「抗がん剤は効く」と強弁する” そういう素朴な認識の専門家はどのくらいいるんかな。それが実質的に有意（臨床的に意義がある）とは限らないとは、入門書にもある内容だと思うけども。