何度でも言う。地域の絆と犯罪にはなんの関係もない（パオロ・マッツァリーノ）|ガジェット通信 GetNews

今回はパオロ・マッツァリーノさんのブログ『反社会学講座ブログ』からご寄稿いただきました。 ※この記事は2015年08月23日に書かれたものです。 こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 寝屋川の中学生殺人事件の容疑者逮捕を受けて、月曜以降、デタラメなコメントがテレビからあふれ出すと思うので、先制攻撃をしておきます。 さっそく、金曜夜の報道ステーションでやらかしてました。コメンテーターの藻谷さんは、かなりまともな人です。殺人事件の件数はずっと減少していて、いまはもっとも少ない時代だという事実をきちんと指摘してたところまでは、よし。 ただ、そのあと続けて、地域の絆が薄れているのではないか、犯罪を防ぐために、われわれはもっと地域の絆を大切にすべきだ、みたいなことをいうんです。 決定的に矛盾したことをいってるのに、ご自分で気づいてないのですね。むかしに比べて地域の絆が弱くなった。と同時に、犯罪は

[silolin]

昔は集団登下校なんてものは無かった。集団登下校で犯罪の被害者になる事は減ったかも知れないけど、一人で登下校したいという子だって居ると思うんだなあ。