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地中海世界 フェルナン・ブローデル編 - 古書店主の所感
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地中海世界 フェルナン・ブローデル編 - 古書店主の所感
塩野七生の「ローマ亡き後の地中海世界」を読んだついでに、ブローデルも初体験。 フェルナン・ブローデ... 塩野七生の「ローマ亡き後の地中海世界」を読んだついでに、ブローデルも初体験。 フェルナン・ブローデル(1902-1985)はフランスを代表する歴史学者のひとりで、歴史を幅広い視点からとらえ、特に経済や地理的条件を強調したことで有名だ。 「地中海世界」はブローデルの単書ではなく、複数の書き手が地中海を描写する。さらにこの書は「空間と歴史」・「人間と遺産」の二つをあわせたものなので、実際は370ページほどになる。そのうちブローデルが担当した箇所は、およそ半分というところだろうか。まず彼は地中海の地理、環境、気候から語り始める。地中海をまとめているのは気候だという。夏は暑くともおだやかな海だが、冬は北風が嵐をまきおこし、海は大しけになる。冬は地中海に住む人達にとっても試練の季節なのだ。 その地中海を舞台にかつてさまざまな文明が侵入または発展していった。古くはエジプト、クノッソス、ミュケナイが地中