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ソーダ水のようなしあわせ - 平凡
今年の夏は、なんだか溶けそうだった。 例年に比べてそんなに暑かったわけではないけれど、 じりじりと... 今年の夏は、なんだか溶けそうだった。 例年に比べてそんなに暑かったわけではないけれど、 じりじりとした陽光にやかれていると、 自分の境界線がぼんやりとしてくるので、 「わたしはこれこれこういう職業に就いていて、 結婚していて、 いま、こういう仕事をしていて、 これをやらないと納期に間に合わないから机に向かっていて」 と、ときどき言い聞かせていた。 思えば、わたしの人生のなかで、 これほどまでに現実が力をもったことはなかった。 頑張る方法がわかっていて、 やればやっただけの報酬(それほど多くはないが)をもらえる、 つまり、自分に合った仕事。 愛する、そして私のことを愛しているらしい夫。 その生活を支えるのは、ひたすらこまごました雑事だ。 掃除の分担、日々の食事、週末の予定。 そしてふたりの将来。 持ち家か賃貸か? 生活費はどう分担するか? 生命保険だってかけちゃおう。 できれば子どもがほしい