SIをやるのは正社員の終身雇用を守るため? - ひがやすを技術ブログ

ある大手SIerの偉い人がこういっていたという。 SIをやるのは終身雇用を守るためこれだけでは、何を言っているのか良くわからなからないけど、真意は次のことのようだ。 アメリカではSIerは存在せず、ユーザ企業が自らシステム部門を持ち、 自社内でシステム開発を行う。 しかし、それができるのは、アメリカが終身雇用でないからだ。 アメリカでは巨大なシステム開発が完了したときに、 プログラマを解雇することができる。 日本ではそれができないため、ユーザ企業の雇用調整の機能をSIerが担っている。 ユーザ企業の雇用調整の機能をSIerが担っているのはいいんだけど、その雇用調整の仕方が、下請け構造なんだと思う。 この国の労働構造においては、正社員というのは、派遣社員無しには維持できないんです。企業が正社員に福利厚生をして、給料払って、失業から守ってあげれるのは、派遣とか期間工とか、フリーターがいるからな

[denken]

「アメリカでは巨大なシステム開発が完了したときに、プログラマを解雇することができる。日本ではそれができないため、ユーザ企業の雇用調整の機能をSIerが担っている。」

[gae]

なるほづ

[irasally]

稼働率の調整→下請けの構造。どうすれば。

[katzchang]

コメント欄のuokumuraさんに同意。SIer自身が調整分を吸収できてない結果が多重構造なんだよね。

[takeshiketa]

なら雇用にうるさい欧州もSIerが存在するはずだけど、あんまり欧州の事例は出ないですね。

[futokiyo]

ユーザのSI部署が要件定義や基本設計を丸投げして期限内のFIX・仕様の承認せずに作らせて出来上がったのを見てから仕様変更とかも頻繁にある。大手だけが悪いというのは見当外れ。国で基準や法律を作って欲しい。