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◆バドミントン 世界選手権最終日 ▽男子シングルス決勝 桃田（２１―１１、２１―１３）石宇奇（５日、中国・南京） 【５日＝細野友司】男子シングルス決勝で、第６シードの桃田賢斗（２３）＝ＮＴＴ東日本＝が第３シードの石宇奇（中国）を２１―１１、２１―１３で破り、日本男子初の金メダルに輝いた。女子ダブルス決勝は、初出場の永原和可那（２２）、松本麻佑（２２）＝ともに北都銀行＝が、前回銀の福島由紀（２５）、広田彩花（２４）＝ともに岐阜トリッキーパンダース＝を下し初優勝した。男子ダブルスの園田啓悟（２８）、嘉村健士（２８）＝ともにトナミ運輸＝は中国ペアに屈し、銀メダルだった。 日本男子で初めて、桃田は表彰台の中央で君が代を聴いた。感慨がこみ上げた。「今までの先輩が築き上げてきたものに乗っかって、優勝できた。１人じゃできなかったと思う」。ユニホーム左胸の日の丸に、そっとキスした。「もう一度チャンスをくれ