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中原誠十六世名人、のめり込んだ囲碁の魅力「白黒ハッキリさせないのが難しさ」 : スポーツ報知
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中原誠十六世名人、のめり込んだ囲碁の魅力「白黒ハッキリさせないのが難しさ」 : スポーツ報知
隣の囲碁界は、今年4月に史上最年少の10歳0か月で棋士になる仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(9)... 隣の囲碁界は、今年4月に史上最年少の10歳0か月で棋士になる仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(9)の話題で騒然となっているが、実は将棋棋士にも囲碁愛好家は多い。歴代3位のタイトル通算64期を誇る中原誠十六世名人(71)=永世5冠=は1日、日本棋院からアマ六段免状の贈呈が発表された実力者だ。伝説の棋士は「囲碁は白黒ハッキリさせちゃいけないのが難しいです」と謎めいたことを言う。 将棋会館の一室。中原十六世名人は日本棋院副理事長の小林覚九段から六段免状を受け取ると、思わず頬をほころばせた。「免状を受け取るのは不思議な感覚がします。渡すことはたくさんしてきましたけれど」。名人として日本将棋連盟会長として、数え切れないほど臨んだ贈呈式で受け取る側に回り、照れ笑いを浮かべた。 昭和の大名人が本格的に囲碁を始めたのは、2009年の現役引退後。「奨励会時代の中学2年くらいの時にルールは覚えていたんですけど、