エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
読み物としても味わえる教科書『質的社会調査の方法』 - HONZ
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
読み物としても味わえる教科書『質的社会調査の方法』 - HONZ
タイトルや副題を見ると、やや小難しそうな雰囲気だ。有斐閣の本ということで堅めな教科書のような内容... タイトルや副題を見ると、やや小難しそうな雰囲気だ。有斐閣の本ということで堅めな教科書のような内容を想像していた。しかしひとたびページをめくると、こんな一文が目に飛び込んでくる。 質的調査の教科書を書いてください、という依頼を受けたとき、最初に頭に浮かんだのは、マニュアルのような教科書よりも、読み物として読んで面白い本を作りたい、ということでした。 「分析や解釈できない出来事」について綴られたエッセイ『断片的なものの社会学』の著者としても知られる社会学者、岸政彦氏によって書かれたまえがきの冒頭である。本書は岸氏と2人の若手研究者が、質的調査の手法についてまとめた一冊だ。 「読み物として面白く」という狙いは宣言だけでは終わっておらず、最後まで挫折せずに面白く読み通すことができた。広い意味で社会に興味はあっても「社会学」となると小難しさを感じて敬遠しがちだったのだが、まずは本屋で社会学の棚をじっ