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『両義の表現』アートの神髄 - HONZ
芸術家として国際的に活動する李禹煥(リ・ウファン)によるエッセイだ。 著者は1936年に韓国で生まれ、... 芸術家として国際的に活動する李禹煥(リ・ウファン)によるエッセイだ。 著者は1936年に韓国で生まれ、活動拠点を日本へ移し、1970年代からは「もの派」運動の支柱として芸術を解体構築してきた。世界中のビエンナーレに出展し、アンディ・ウォーホルやヨーゼフ・ボイスなどアート史に痕跡を残す作家達との交流を経て、ヴェルサイユ宮殿の彫刻プロジェクトも手がける現役のアーティストである。 李禹煥の作品は、2020年より森美術館で開催された『STARS展』の展覧会でも記憶に新しい。巨大なキャンバスにグラデーションがかった1本の線や、巨大な天然石がガラスの上に乗り、それがひび割れているなどのインスタレーションである。実際にそれらの作品と対峙してみると、驚きと静寂、緊張と安心など相反する感情が込み上げてくる。 本書はどこからでも読めるエッセイ形式だが、その根本には二項対立構造を論じているように思える。各テーマ