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アラビア石油 - Wikipedia
アラビア石油株式会社(アラビアせきゆ、ARABIAN OIL COMPANY, LTD.)は、石油や天然ガスの開発事業を主... アラビア石油株式会社(アラビアせきゆ、ARABIAN OIL COMPANY, LTD.)は、石油や天然ガスの開発事業を主業務としていた日本の企業である。現在は開発事業から事実上撤退し、クウェートからの原油購入・販売を主業務としている。 1958年(昭和33年)に「アラビア太郎」あるいは「山師太郎」などと呼ばれた山下太郎が設立した。国策油田を持とうと設立された石油業界の結束企業だった[1]。「日の丸油田」と呼ばれる日本の自主開発油田をサウジアラビアやクウェートなどから獲得し、日本の自主開発油田の約50%を占める採掘を行い、石油の安定供給に貢献してきた。 大規模海底油田カフジ油田は、硫黄(いおう)含有量が多く、重質油であった。需要先と協力して排煙脱硫装置を設置するなどの努力を重ねるとともに、1971年(昭和46年)重質油の分解処理に携わるユリカ工業を設立した。 1968年(昭和43年)から1