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『コンチネンタル』(1934年)の大成功によって「マネー・メイキング・スター」となったアステアとロジ... 『コンチネンタル』(1934年)の大成功によって「マネー・メイキング・スター」となったアステアとロジャースのコンビの第四作として、スタジオは同作の路線を踏襲した作品を企画した。 但し『コンチネンタル』に続けて撮った第3作の『ロバータ』は、筋が込み入っているため二人の歌と踊りを十分にショーアップ出来ずに終わった為、第4作では歌と踊りを見せることに徹する、という原点に戻って作られた[2]。 製作のパンドロ・S・バーマンは本作の目玉としてアーヴィング・バーリンに歌曲を依頼し、監督のマーク・サンドリッチ、共演のエドワード・エヴァレット・ホートン、エリック・ローズ、エリック・ブロアなど『コンチネンタル』のスタッフとキャストを再結集した。先行して出来上がったバーリンの歌に添うように脚本が執筆されたが、共演者を『コンチネンタル』と同じような役で起用し、ストーリーよりもミュージカル・シークエンスを重視した