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三枚のお札 - Wikipedia
三枚のお札(さんまいのおふだ)は、青森県及び埼玉県川越市の昔話。呪的逃走譚の代表的な物語。鬼婆と小... 三枚のお札(さんまいのおふだ)は、青森県及び埼玉県川越市の昔話。呪的逃走譚の代表的な物語。鬼婆と小僧(おにばばとこぞう)、たべられたやまんばとも言う。 昔話研究家の水沢謙一によれば、昭和30年代(1955年 - 65年)頃までは新潟県の全土で聞かれたという[1]。 あらすじ[編集] 昔々ある村に、寺があった。そこに、やんちゃな小僧と師匠である和尚が住んでいた。 ある日、小僧が山へ栗拾いに行きたいと駄々をこねた。和尚は山には山姥がいるから駄目だと反対したが何度も頼む小僧に根負けし仕方なく許す。3枚の札を出すと、「山姥が出たらこの札に願い事を言って使うがいい」と言い小僧に持たせた。 山に来た小僧は栗拾いに興じていたが、夢中になっている内に日が暮れてしまう。すると老婆が現れ小僧を家に泊めてくれた。だが夜にふと目覚めた小僧は、老婆が山姥の本性を現し包丁を研いで小僧を食べる用意をするのを目にする。
2017/08/21 リンク