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夫婦岩 - Wikipedia
歌川広重画 『冨士三十六景 伊勢二見か浦』 夫婦岩(めおといわ、ふうふいわ、みょうといわ)、夫婦石(... 歌川広重画 『冨士三十六景 伊勢二見か浦』 夫婦岩(めおといわ、ふうふいわ、みょうといわ)、夫婦石(めおといし、ふうふいし、みょうといし)は、日本各地にある奇岩、名勝。2つの岩が夫婦の様に寄り添うように見えることから名付けられる。海面から飛び出した岩と、山中の岩に大別できる。岩は3つ以上あって、そのうち2つだけを夫婦岩、夫婦石と呼ぶこともある。 江戸時代の浮世絵師が描くなど、三重県伊勢市の二見興玉神社にある夫婦岩が古くから夙(つと)に知られ、一般的には「夫婦円満や家内安全」、「海上保安や大漁追福」の象徴や祈願祈念でもあるが、古くは古神道における磐座信仰(いわくらしんこう)といわれるものがあり、自然に存在する象徴的な場所やもののうち、特に巨石、岩、山を神体とし、神が宿る場所として信仰した。そのため注連縄を飾り、鳥居を備えたりして、そこに神が鎮座している(神留まる・かんづまる)証としている。