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理財 - Wikipedia
理財(りざい)は、「経済」の類語。かつて存在した大学の学科・学部のひとつである「理財(学)科」に... 理財(りざい)は、「経済」の類語。かつて存在した大学の学科・学部のひとつである「理財(学)科」についても記述する。 理財[編集] 「理財」は「理在」とも書き、「財産を有利に運用する」という意味[1]で、五経の一つ『易経』繋辞伝上にも登場する古い漢語であり[2]日本でも古くから使われていた。例えば幕末に藩政改革を成し遂げた備中松山藩の山田方谷は『理財論』という論文を書き、「それ善く天下のことを制する者は、事の外に立ちて、事の内に屈せず」「義を明らかにして利を計らず」と述べ、数字にとらわれず大局的見地から事に当たるべきであり、義(人として歩むべき正しい道)を明らかにすれば、利は後から付いてくる、と説いている[3]。 これに対し類語の「経済」は「経世済民」(世を経(おさ)め民を済(すく)う)の略語で、同じく中国古典に由来するが、「理財」と比べてより広範で、政治的・倫理的な意味あいが強く、幕末以来