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長押 - Wikipedia
和室(書院造)の各部名称 長押(なげし)とは、日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐもの。... 和室(書院造)の各部名称 長押(なげし)とは、日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐもの。鴨居の上から被せたり、柱間を渡せたりするように壁に沿って取り付けられる。 柱同士の上部などを水平方向につなぎ、構造を補強するために、柱の外側から打ち付けられるもの。古代の寺院建築では部材も厚く、本来の構造的な意味合いが強かったため、上級層の住宅にのみ用いられていたが、中世になると庶民住宅でも使用されるようになった。中世以降は、大径材の不足により断面が変化して次第に部材が薄くなったため、構造的な意義は乏しくなり、もっぱら装飾的な部材になった。寺院建築では和様、住宅などでは書院造の特徴になっている。材料は大体が柱と同材であり、特に杉の糸柾などが良材とされる。数奇屋風の部屋では、杉や檜のシボ丸太を割って用いたり、面皮つき磨丸太なども用材にしたりする。 大きさとしては、柱の6~8割程度が最適である。下
2015/03/07 リンク