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首提灯 - Wikipedia
首提灯(くびぢょうちん)は古典落語の演目の一つ。原話は、安永3年(1774年)に出版された笑話本『軽口... 首提灯(くびぢょうちん)は古典落語の演目の一つ。原話は、安永3年(1774年)に出版された笑話本『軽口五色帋』の一遍である「盗人の頓智」。元は小噺程度の短いものであったが、4代目橘家圓蔵が一席物にまとめた[1]。古今亭志ん朝は『頭山』と並んでSF落語の嚆矢としている。 後に上方にも伝えられたが、まったく異なる話となった。 主な演者には、6代目三遊亭圓生(この噺で芸術祭文部大臣賞受賞)、そして林家彦六などがいる。 酩酊状態の男が品川遊郭へ行こうと人気のない夜の芝山内に差し掛かった時だった。近頃、芝山内には追い剥ぎや辻斬りが出るという噂が立っており、さっさと通り抜けようとするところ、男は背の高い侍に突如声をかけられる。侍は道に迷ったと言い、麻布へはどう行けばいいかと尋ねてくる。 噂の辻斬りと疑い内心で焦っていた男は虚勢を張るが、侍の口調に訛りがあることに気づくと酔いも手伝って田舎侍と罵倒を始め