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池田信夫「ハイエク 知識社会の自由主義」(1)第一章「帝国末期のウィーン」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
PHP新書 2008年9月 ハイエクというひとは前から気になっていたのだが、本書を読んで、以前から... PHP新書 2008年9月 ハイエクというひとは前から気になっていたのだが、本書を読んで、以前からの疑問であったハイエクとポパーの関係、ハイエクとフリードマンらシカゴ学派との関係について一つの視座を手にすることができた。 ハイエクのことが気になった最初はポパーの自伝の「ほとんど一年後、途方にくれ恐るべき意気消沈におちっていたとき、私は戦時中接触を失ったわが友エルンスト・ゴンブリヒのイギリスの住所を、ふとしたことから知った。きわめて気前よく援助を与えてくれたハイエク(彼とはこれまで数度しか会ったことがないので、私は彼をわずらわすのに気がひけた)と一緒になって、ゴンブリヒは出版社を見つけてくれた。その救援は測りしれぬほど大きかった。この両人は私の命を救ってくれたのだと私は感じた。そして今なお私はそう感じている。」「それから間もなく―ヨーロッパでの戦争が最終段階にあったとき―ハイエクの名で発信さ
2012/01/25 リンク