対戦型格闘ゲーム以外にも取り組んで世界トップ10のパブリッシャーを目指す SNK松原社長インタビュー

「THE KING OF FIGHTERS」や「餓狼伝説」、「サムライスピリッツ」などの対戦型格闘ゲームを世に送り出してきたSNK。サウジアラビアのElectronic Gaming Development Companyに買収された2020年を契機に、同社が「世界のトップ10に入るパブリッシャー」を目指していることをご存知だろうか。シンガポールに新たなスタジオを設立し、開発体制の強化に取り組んでいるSNKと、同社の思い描くビジョンについて、代表取締役社長を務める松原健二氏に話を聞いた。 SNKの代表取締役社長CEOを務める松原健二氏。 新設のシンガポールスタジオは東南アジアのハブに 国内では大阪と東京に開発拠点を持つSNKだが、この春シンガポールに開発スタジオが新設された。松原氏は就任以来、世界トップ10のパブリッシャーになるために、開発力の強化が必須と強調してきたが、なぜ、今シンガポー